ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」第18回公開シンポジウムが開催されました(2026年8月27日)

2026年8月27日、ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」(NBRP「ニホンザル」)の主催による、第18回公開シンポジウム「生態と脳からニホンザルの社会を知る ~最新の成果報告の紹介~」が開催されました。
NBRP「ニホンザル」事務局からの開催報告をご紹介します。
ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」第18回公開シンポジウム
このシンポジウムは、一般の皆様、とくに次世代を担う若い世代の皆様に事業推進の意義を広く共有することを目的として、NBRP「ニホンザル」が毎年開催しているものです。
はじめに、分担機関 自然科学研究機構生理学研究所の伊佐正 所長より開会挨拶があり、続いて代表機関 京都大学ヒト行動進化研究所の松本正幸 教授よりプロジェクトの概要説明が行われました。
その後、今回のテーマ「生態と脳からニホンザルの社会を知る」という観点から、福山大学生命工学部の石塚真太郎 講師、自然科学研究機構生理学研究所システム脳科学研究領域の二宮太平 講師の2名から最新の研究成果の発表がありました。1)母ザルが自身の仔を世話することはよく知られているが、父ザルとその仔との関わり方、2)サルが他個体を観察してその行動から学習するための神経基盤 等、ニホンザルの社会性についての行動学的特性と神経基盤について発表されました。
最後に、フロアから寄せられた質問・意見に各演者が応える形で総合討論が行われ、運営委員長である山梨大学の宇賀貴紀 教授の閉会挨拶で閉会しました。
来場者を対象に実施したアンケートにも多くの回答(回収率88%)があり、今後も研究成果や事業推進の意義を、積極的に社会、とくに若い世代に向けて発信し続けること、幅広い層との対話の機会を設け、霊長類モデルを用いた医学・生命科学研究に対する市民の関心・理解を深めるよう働きかけることを期待する声を多数寄せられました。
ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」では、今後も参加者の意見・要望を取り入れつつ、今後の事業展開に寄与できるようさらに工夫を重ねながら、次年度についてもさらに充実したシンポジウムを開催を予定しています。
(NBRP「ニホンザル」事務局)
関連リンク
京都大学 NBRP「ニホンザル」第18回公開シンポジウム




