鈴木飛翔さん(博士後期課程)が人類学系3学会連合大会で最優秀ポスター発表賞を受賞しました
2 時間前
読了時間: 2分

(写真中央 鈴木飛翔さん)
第42回日本霊長類学会大会・第80回日本人類学会大会・第88回日本生理人類学会大会 連合大会 で鈴木飛翔さん(理学研究科博士後期課程)が最優秀ポスター発表賞を受賞しました。
ポスタータイトル:
縄文人型のFADS1ハプロタイプは狩猟採集民にみられる遺伝子発現量低下と相関する
受賞者のコメント:
縄文人は主に考古学の先行研究から狩猟採集生活をしていたと考えられています。また集団遺伝学の先行研究では、ヨーロッパや極北などのいくつかの狩猟採集集団ではFADS1という遺伝子の発現が抑えられることが生物学的な特徴であると報告されています。しかし、縄文人の軟部組織は分解されて現存せず、生物学的にも縄文人が狩猟採集生活に適応していたのかわかりません。そこで、現代日本人由来のリンパ球やiPS細胞などを活用し、縄文人由来のゲノム領域からの遺伝子発現を定量する技術を開発しました。すると、縄文人由来のゲノムは他の狩猟採集集団で見られるFADS1の発現低下を引き起こすことがわかり、縄文人は文化的にだけでなく、ゲノムレベルでも狩猟採集生活へ適応していた可能性が示唆されました。
最後に、本研究においてご指導いただきました先生方、共同研究者の皆様、そしてサンプル提供者の皆様へ感謝申し上げます。
関連リンク
第42回日本霊長類学会大会・第80回日本人類学会大会・第88回日本生理人類学会大会 連合大会 優秀発表賞




