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八神未千弘さんが日本哺乳類学会2024年度大会で優秀発表賞を受賞しました。


概要


日本哺乳類学会2024年度大会で、M1の八神未千弘さんが優秀発表賞を受賞しました。


タイトル:

テナガザル科における内喉頭筋群の3D形態モデルを用いた比較


発表者名:

八神 未千弘 (1), 西村 剛 (2)

1京都大学ヒト行動進化研究センター, 2大阪大学人間科学部


受賞者のコメント


テナガザルは、「ソング」と呼ばれる長時間朗々と鳴き続ける音声コミュニケーションを行います。しかし、テナガザル以外の霊長類では「ソング」は見られません。本研究では、テナガザルの喉頭(声を生み出す器官)を構成する筋肉に「ソング」を効果的に歌うための形態学的特徴をもつことを仮定し、喉頭の3Dモデルを構築して他の霊長類との形態比較を行いました。

 本研究は、先人たちが保存・管理してきた喉頭標本のおかげで成り立っています。標本は、その動物の進化や生態の謎を解明する手がかりをもたらしてくれます。今後も標本を活用して、多くの研究者たちとともに形態学に貢献していきます。ありがとうございます。



関連リンク

・日本哺乳類学会2024年度大会


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