概要
日本味と匂学会第58回大会で、D3の沼部 令奈 さんが優秀発表賞を受賞しました。
タイトル:
苦味受容体 TAS2R43 と TAS2R46 の遺伝子多型がカフェインに対する受容体応答と苦味知覚に及ぼす影響
発表者名:
沼部 令奈(1,2)、今井 啓雄(2)、Alon Rainish (3), Masha Niv(3)
1 京都大学理学研究科、2 京都大学ヒト行動進化研究センター、3 Robert H. Smith Faculty of Agriculture, Food and Environment ,The Hebrew University
受賞者のコメント
ヒトの苦味受容体の遺伝子多型に着目し、タンパク質レベル・個人の味覚レベルの両面から、遺伝子型と苦味の感じ方の関係について解明することを目指し、培養細胞とヒトの味覚試験を主な手段として、本研究を続けてきました。先輩方のご指導や、味覚試験にご協力いただいたヒト行動進化研究センターの学生や職員の方々、その他にもたくさんの実験参加者の皆様のおかげで、この度栄誉ある賞を受賞でき、感謝申し上げます。今後とも、更に研究を発展させ、苦味のみに留まらず、ヒトの味覚研究を前進させることを目指して精進します。
関連リンク
・日本味と匂学会第58回大会
Comments